郷導を用いざる者は、地の利を得ること能わず
(きょうどうをもちいざるものは、ちのりをえることあたわず)
from 「孫子」
兵書「孫子」九地篇の一節。
私訳すれば、
「未知の、あるいは慣れない仕事をする場合は、その仕事に詳しい人を案内人(郷導)とすべきである。さもなくば、仕事で利益を上げるには膨大な時間・労力がかかってしまう。」
企業が新規事業に参入する際、その領域に詳しいコンサルタントを案内人(郷導)として契約することはよくあること。
ならば、個々人のビジネスパーソンはどうか。
基本は、その領域における優れた人から「学ぶ=真似(まね)ぶ」ことですね。
心理学でいう「モデリング学習」。
優れた先輩や上司の仕事を積極的に「真似する」。「盗む」。
これが、基本となりますね。
セールストーク、プレゼンテクニック、クレーム処理、時間管理術、名刺管理術、ノートの活用法、あるいはストレス発散法などなど…
優れた上司や先輩の「術」を要領よくモデリング(真似る)することが、孫子のいう「郷導を用いる」に当てはまります。
後は、進化の基本である「守・破・離」、つまり、自分の工夫を加えて、「真似」の域から「らしさ」の域へと進む。
大切なことは、モデリングすべき優れた人(郷導)を探さねばならない…ということですね。
ここが、ポイントでしょうね。
出来るビジネスマンとは、モデリング上手な人と言えそうです。
【■ビジネスマン兵法の最新記事】

