2009年06月26日

栄枯盛衰の方程式





此の四徳、

之を修むれば則ち興り、

之を廃すれば則ち衰う
 
 
 



※四徳=道・義・礼・仁    

 
   
(このよんとく、これをおさむれば、すなわち、おこり、
           
これをはいすれば、すなわち、おとろう)
           
                             
 from 「呉子」




私訳すれば、


「道・義・礼・仁という四つの徳を守っていれば、その会社は繁栄する。一方で、それを守らない会社は、衰亡するのだ。」



これまで多くのビジネスマンが、歴史書や中国古典に目を通してきた理由のひとつが、そこには組織、個人の【 栄枯盛衰 】に関する方程式・原理原則が、ぎっしりと詰まっているからです。 
 
「驕る平家は久しからず」などはその代表的箴言ですね。 



呉子では上記の言葉の前にこのようにあります。(以下、私訳)


(1)道【=企業の純粋な志・ビジョン】を共感することで社員は誇りを持って仕事に取り組む。


(2)義【=リーダーの言っていることとやっていることが一致している】により社員のロイヤルティは高まる。


(3)礼【=リーダーは社員に礼儀正しく応待する】により、社風が明るく清らかとなり、社員はイキイキと仕事と向き合う。


(4)仁【=リーダーは社員に対して、家族同様の思いやりの心をもっている】により、社員は「この会社のためなら!」と一致団結する。  


企業の不祥事を見つめてみると、つくづく

「四徳(道・義・礼・仁)を廃すれば衰う」

ことを痛感する。 

【 栄枯盛衰 】の方程式・原理原則どおりの結果なのである。


パンチ
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2009年06月07日

仁者は山を楽しむ



「論語」の有名な一節。



知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。




皆様はどちらを楽しむ派でしょうか。



ちなみに「論語」では次のように続きます。



知者は動き、仁者は静かなり。知者は楽しみ、仁者は寿(いのちなが)し。




孔子さんは、水=行動的・臨機応変タイプ
 
      山=温和的・悠々自適タイプ


と、捉えていたようです。


「仁者は寿(いのちなが)し」 という風に急に趣を変えながら、でも実はストレス社会の処世術を落としどころとしているあたりが「論語」の面白いところです。


晴れ
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どこに向かう集団なのか




一つ一つの細かいことよりも、“どこに向かっていく集団なのか”というポジティブな空気をつくることが大事             

              
(齋藤孝・梅田望夫「私塾のすすめ」ちくま新書)

 



これは、リーダーについて語られているのですが、個々人においても然りですね。

細かいことも大切だが、「あそこに俺は向かっていく!」という、【ぶれない軸】をしっかりと堅持している。

そして、そこから滲み出される空気…。

空気にあわせることも大切ですが、「自らの手で空気をつくりだす」ことで、パーソナルブランドが築かれていく。


パンチ
posted by 「ビジネスマン兵法」発行人 at 08:00| ■その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月05日





巧詐(こうさ)は、拙誠(せっせい)に如(し)かず


(韓非子)


   

人を上手く騙したつもりでも、それは絶対にばれる。
   
やはり、真心をもって正直に事に当たらねばならない。

前に記した渡邉社長の強運になる4つの方程式のひとつにも、

「心に一点の曇りもない」とある。

晴れ
posted by 「ビジネスマン兵法」発行人 at 19:19| ■ビジネスマン心法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月01日

モチベーション!






善く戦う者は、これを勢に求める
   
   
 
      
(よくたたかうものは、これをせいにもとめる)

           
                       
 from 「孫子」





今回も「武経七書」の五つ星『孫子』より。

  
私訳すれば、


「ビジネスにて成果を得る者は、常に【勢い】を重視している」



例えば、スポーツ…


(1)高校野球で「ミラクル…」と呼ばれるチームが登場することがあるが、一戦一戦、勝利を重ねていくことで、チーム全体に【勢い】がつき、当初の評判を覆す素晴らしい結果を残していく。


(2)また、チーム競技の選手たちが、試合前に円陣を組んで選手たちが、勝利に向かって高揚していく光景をよく見かけますね。ラグビーとか…。これを《サイキアップ》といいますが、心を高揚させることで、【勢い】をつくりだしていくわけです。


(3)マラソンの高橋尚子選手が、金メダルをとったシドニーオリンピックのレース直前に、hitomiの「LOVE2000」を聴いていた様子は有名ですね。
 


ビジネスもまた同じですね。


(1)一戦一戦勝利していく【成功体験】により、自信がつき「勢い」が加速する。失敗体験も自己向上の糧として大切ですが、やはり【成功体験】の積み重ねが、さらなる目標意識を引き出し、「勢い」(モチベーション)を生み出す。


(2)組織全体の躍動感が、個々の能力を引き出していく。「勢い」(モチベーション)とは、感染していくものです。組織トップの掲げるミッションが、本物であり、メンバーに共鳴・共感されるものであることが、躍動感を生み出す土台です。【使命感】(ミッション)こそ、「勢い」(モチベーション)に不可欠ですね。


(3)ストレス社会と言われる中にあって、セルフ・メンタル・サポート、つまり感情のコントロールは最重要となっています。【感情のコントロール】により、「勢い」(モチベーション)をコントロールできることが、現代ビジネスマンにとって大切ですね。


パンチ
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2009年05月30日

自問力




今の自分は、はたして応援したくなるような生き方をしているだろうか?

今の自分は、応援したくなるような働きぶりをしているだろうか? 

             
        
      
(渡邉美樹「強運になる4つの方程式」祥伝社)


 


ワタミの渡邉社長は常に、上記のように客観的に自分とコミュニケーションされてるそうです。


禅の坊さんに背後から【喝!】を入れられたようなインパクトがあります。


【勢い】を鼓舞するための自分とのコミュニケーション…大切ですね。


パンチ
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2009年05月19日

舟と水に学ぶ組織論




君は舟なり、庶人は水なり


 
(荀子)


   


これまたリーダー論ですね。 
   

リーダーは舟である。

そして、部下は水である。


舟は水次第である。

安定しているか、あるいは転覆してしまうか。

すべては、水次第である。


舟は水に対し、【 静 】にして【 正 】であることが大切です。


パンチ
posted by 「ビジネスマン兵法」発行人 at 16:15| ■ビジネスマン心法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする